「日光の社寺」の内容は、東照宮・輪王寺・二荒山神社・これらの建造物を取り巻く遺跡(文化的景観)なのだそうです。
記憶にないくらい昔に訪れた東照宮。
絢爛豪華、ものすごい迫力で圧倒されっぱなしでございました。
唯一質素な感じに見えた建物に、あの有名なおサルさんたちを発見しました!!
神馬をつないでいた厩に、人の一生をあらわしたおサルさんのレリーフが飾られています。
生まれたばかりの赤ちゃんサルを抱いた母猿は、子ザルの将来を希望をもって見つめているのだそう。
「見ざる 言わざる 聞かざる」の三猿は、子供の成長過程で、世の中の悪事は見聞きさせず、悪い言葉は使わせない、といったような教えであるのだそうです。
今は少し違った意味の使われ方をしているのかもしれませんよね。
このように、深い意味を持つ8枚のレリーフが掲げられていました。
有名な国宝・陽明門。
これまた有名な眠り猫。
家康公の墓所である奥宮への参道入口の門の上にいる猫さんです。
猫の裏側には2羽の雀がいます。
この表裏の図柄の持つ意味はこんな風に解釈されているのだそうです(諸説あるようですが)。
一般的には猫は雀を捕って食べてしまうのですが、猫が眠っていることで平和が保たれている、強いものが眠っていることで弱いものも安心して暮らせる世の中であれという願いが込められているというものです。
それぞれが深い意味を持っているんですよね、作らせた人の思い、作った人たちの気概が形になっているものたちですね。
奥宮までの石段を上っていくのがちょっときつかったですが、熊野神社や室生寺のほうがもっともっと厳しかったもんね、わし、まだまだ頑張れそうです(笑)!!
前日、このそばを車で走りました。
その時に見えた建物、これが金谷ホテルでした。
創業明治6年、日本最古のクラシックリゾートホテルだそうです。
ちょっと覗いてみましょうか。
なんとも絵になる佇まいですね。
こちらは神橋(しんきょう)。
二荒山(男体山)をご神体として祀る二荒山神社の建造物だそうです。
木造朱塗りの美しい橋です。
早めに一度宿に戻りました。
近所に小さな吊り橋がかかっていて、その橋の途中から鬼怒川の美しさをパチリとしてきました。(これくらいの橋だったらルンルン渡れるのだ)
今回の旅、どこもかしこも素晴らしい色、美しさであふれていました。
心に栄養いっぱいもらった。本当にありがとうございました。
明日からは、クリスマスシーズンに向けて自分のお仕事頑張っていきますよ~♪