お嬢と坊やを東京に送って行って、私はいったん千葉に戻って来ました。
郵便受けにたまっていた郵便物を取り出したり、留守中に配達予定だった荷物を届けてもらったりして、一泊してから翌日の夜また蓼科に戻りました。
そこからまた1週間近くあちらで過ごしましたが、その間に訪れた面白かったお店の写真をご紹介しますね。
スープの美味しい「スープス八ヶ岳」
お昼ご飯を食べようと、開店時間と同時くらいに店に到着しましたが、予約の人たちで満席ということで、翌日のお昼の予約をとって、その日はあえなく撤退でした。
そしてそして…翌日やっと美味しいスープにありつけたのでございました。
ちょっぴりワイルドな感じでしょ。
涼しい風が入ってくるお席に案内していただきました。
ちょっぴり心配だったけど、虫は入ってきませんでした。
地元の野菜がたっくさん入った、心も温まるような優しいお味の丁寧に作られたミネストローネスープでした。
スープはほかにも種類がいろいろありました。
オーダーしてからかなり待つのですが、待った甲斐があったと思える、そんなスープでございました。
前日、このスープの店に入れなかったので、その帰りにたくさんの人で賑わっているパン屋さん「ベーカリーレストラン エピ」に立ち寄りました。
焼きたてのパンを買って、お店で食べることも出来ます。
パン以外にもメニューが豊富で、ピザやハンバーグ、ビーフシチューなどしっかり食事したいときにも期待に応えてくれるお店でした。
おやじさんはパンとスープ、私はパンとコーヒーをテラス席でいただいてきました。
リンゴは生で食べても、煮ても焼いても美味しいよね~♪
あとひとつ、たくさんお写真撮って来ちゃったのが、「夢宇谷」(むうだに)です。
この蓼科滞在中に長坂のお花屋さんに2回行ったのですが、2回目はおやじさんと一緒に出掛け、お花屋さんの帰りにこの「夢宇谷」」にも寄ってみたのです。
夢宇谷のある場所もすごいところだったし(山の中の細い道を進んでいくのですが、カーナビでは道からそれてしまった場所にあり、ナビしてくれることが出来なくなってしまいました。グーグルマップで到着することが出来たのでほんとによかったです)
このギャラリーの佇まいがまた強烈でした。
昔 タイのバンコクにあるジムトンプソンの家を訪れたときのことを思い出してしまいました。仏像とか風の通る建物の感じとかが似ているような気がしたからかな。
ジムトンプソンはアメリカ人ですが、第二次世界大戦の最中に軍人としてタイを訪れ、終戦後もタイにとどまり、衰退していくタイのシルク産業の復興と売り込みに力を注いだ人物だそうで、今でもジムトンプソンのシルク製品はクオリティやセンスの良さなどから人気があるのではないかと思います。
上海にいた当時、タイを訪れる時にはジムトンプソンのシルク製品(ポーチとかメガネケースとか)をよく買って帰り、日本への一時帰国の時のお土産などにしました。
建築や仏像などにも知識のあったジムトンプソンのバンコクの家は、なんとも雰囲気があって、異空間に紛れ込んだような、なんとも不思議な感覚になったのを覚えています。
のちに彼は避暑地の高原で失踪してしまうのですが、その話を題材にした松本清張の「熱い絹」という本を上海の本屋さんで買って読んだのも懐かしいです(勿論日本語の本でございますわよ)。
話がそれちゃいましたが、こちらが夢宇谷の写真たちです。
ギャラリーになっていて、仏像や焼き物その他、たくさんの品々が並べられていました。
少しの間の異空間体験でした。
またバンコクやアユタヤに行ってみたくなっちゃったな。
今回の蓼科滞在は、いろいろなところに出かけられたし、美味しいものも食べられて、充実の2週間でございました。
次回は石持って行こうかな。
ネックレスなど、緑の中で作ることも出来たらいいなと思っています。
だんだんと、千葉と同じように過ごせるようになってきた気がします。
蓼科のうちも異空間じゃなくなってきたね